こんにちは、広島市安佐南区の小さな自転車店「エレファントサイクル」の榎本です。
今日は少し経営の裏側、そして僕がどんな気持ちでお客さんと向き合っているかを書いてみたいと思います。
■ 「今日中に決めてください」と言われて感じた違和感
先日、ある営業さんから「売上アップにつながるプランがあります!」という提案をいただきました。
内容自体は悪くなかったのですが、話を進めるうちに
「今日中に成約してほしい」という強い圧力を感じてしまいました。
その時に思ったのが、
「勢いって大事だけど、納得していないまま進めるのは違うな」
ということです。
■ 勢いよりも、納得して動くことを選ぶ
確かに、チャンスは“スピード”が命なこともあります。
でも、焦って判断してしまうと、後で「やっぱり違ったな」と後悔することが多い。
僕は、勢いよりも納得して動くことを大事にしています。
お店を始めてからずっと、どんな提案も「自分が本当に納得できるか?」を軸に決めてきました。
今回も同じ。どれだけ条件が良くても、心の中に引っかかりがあるなら、無理に進めません。
■ 僕の接客スタイルに通じる考え方
この考え方は、日々のお客さんとの接し方にも通じています。
僕の接客スタイルは、
「お客さんが納得していない、少しでも迷っている時は、無理に話を進めない」
ということを心がけています。
でも、そこで終わりにはしません。
「何に悩んでいるのか?」「どこで迷っているのか?」
その理由はしっかり知りたいと思っています。
なぜなら、悩んでいる背景を理解できれば、より的確にアドバイスできるからです。
たとえば、「価格」「サイズ」「デザイン」「使い方」——
人によって迷うポイントはまったく違います。
だからこそ、僕は一方的に説明するのではなく、お客さんの立場に立って一緒に考える時間を大切にしています。
さらに言えば、
「お客さんご自身で決断して、『自分で買った!』という感動を味わってほしい」
と思っています。
その感動を感じてもらうために、僕はそっと背中を押す役目でいたい。
無理に売るより、お客さん自身が“選んだ”という喜びを共有できることが何よりうれしいんです。
■ 焦らず、自分のペースで進むことが最善のスタートダッシュ
今回の件で改めて感じたのは、
「焦って動くより、自分のペースで進めるほうが、結果的に良い方向に行く」
ということ。
勢いを出すことは悪くない。
でもそれは、納得して心が前を向いている時にこそ本当の力になる。
だからこそ僕は、これからも
「納得して選び、誠実に進む」
という姿勢を大切にしていきたいと思います。


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